伊達公子、46歳で引退決断「再チャレンジにピリオド打つ」

[ 2017年8月29日 05:30 ]

笑顔の伊達公子選手
Photo By 共同

 女子テニスの元世界ランキング4位で46歳の伊達公子(エステティックTBC)が28日、自身のブログで現役引退を発表した。「“そう遠くない日”と言っていた日がとうとう訪れました。再チャレンジにピリオドを打つ決断をいたしました」とファンに報告した。

 全盛時の96年に引退した伊達は、08年4月に現役復帰して一時はトップ50に返り咲いた。だが近年はケガに苦しみ、昨年1月の全豪予選後に2度にわたり左膝の手術を受けた。今年5月の大会で1年4カ月ぶりに復帰したものの、古傷という肩の痛みも再発。6月のウィンブルドン予選に続いて、今月11日からの全米オープン予選も回避し、試合出場もままならなくなっていた。

 「もう痛みと向き合わなくてもいいんじゃないか…。痛みを我慢する必要もないんじゃないか…。そんなことを思うようにもなってきました」と徐々に引退に気持ちが傾き、決断に至った。主催者推薦を受けたジャパン女子オープン(9月11日開幕、東京有明テニスの森公園)が最後の大会出場となる。

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