嘉風狙う最年長大関 戦後5位高齢の35歳5カ月で関脇復帰

[ 2017年8月29日 05:30 ]

9場所ぶりの関脇復帰となった嘉風
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 35歳5カ月で関脇に復帰した嘉風は戦後5位の高齢昇進となった。昭和以降に生まれた力士では昇進、関脇在位とも最年長。報道陣から好調の理由を聞かれると「自分と向き合い、どうすれば力が出るかを感じるようにして追い込んできた。そういうことに取り組み、気持ちをコントロールできるようになった」と説明した。

 明確な目標に掲げているのは大関昇進。達成すれば、年6場所以降で最年長昇進の琴光喜(31歳3カ月)を抜くだけでなく、36年春場所に34歳で昇進した鏡岩も超えて昭和以降の最年長記録となる。若手が台頭してきている中、ベテランは自分をコントロールしながら土俵を盛り上げていく。

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2017年8月29日のニュース