フェンシング協会 五輪銀の31歳太田雄貴氏が会長就任

[ 2017年8月11日 21:19 ]

 日本フェンシング協会は11日、東京都内で理事会を開き、男子フルーレで2008年北京五輪の個人、12年ロンドン五輪の団体と2大会連続で銀メダルに輝いた太田雄貴氏(31)を会長に選出した。任期は19年6月まで。

 20年東京五輪に向けた高いリーダーシップを期待され、星野正史前会長からの推薦を受け賛成多数で選ばれた。知名度抜群の太田氏は異例の抜てきに「身に余る思い。フェンシングを、よりたくさんの方に知っていただくこと、東京五輪での日本フェンシング界悲願の金メダル獲得を両軸にして活動していきたい」と話した。

 滋賀県出身の太田氏は04年アテネ大会から五輪に4大会連続出場。15年世界選手権の個人では日本勢で史上初の金メダルに輝いた。昨年のリオデジャネイロ五輪を最後に現役引退。国際連盟の理事も務めている。

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