稀勢の里の母 2連覇に涙も「体をいたわってほしい、の一言」

[ 2017年3月26日 21:44 ]

稀勢の里は祝勝会で父・貞彦さん(後列左から4人目)、母・裕美子さん(後列左から2人目)の前で鯛を手に笑顔を見せる
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 稀勢の里の母、萩原裕美子さん(62)も夫とともに会場に駆けつけた。息子の2場所連覇を見届けると、「もらい泣きしました」と、感極まった。

 左肩付近とみられるケガについては、連絡はなかったという。「心配させまい、と思っているのでしょう。昔からそうです」。これからの土俵人生には「体をいたわってほしい、の一言です」と気遣った。

 この日の来場は稀勢の里に知らせていなかった。ところが、1階の売店で絵番付を買っているときに、場所入りした稀勢の里と、たまたま目があってしまった。「お互いにチラっと」。この一瞬に送った母の視線が、力になったのかもしれない。

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2017年3月26日のニュース