アルバルク東京 初代王者へ連勝発進 エース田中最多19得点

[ 2016年9月24日 05:30 ]

<A東京・琉球>第2クオーター、攻め込むA東京・田中(右)

男子プロバスケットボール「Bリーグ」 第1節第2日 A東京74―53琉球

(9月23日 国立代々木競技場)
 開幕2戦目が東京・国立代々木競技場で行われ、アルバルク東京(A東京)が琉球を74―53の大差で下し、2連勝を飾った。昨季ナショナルリーグ(NBL)勝率1位の強豪がbjリーグ最多4度の優勝を誇った相手をねじ伏せて初代王者へ好発進した。24日に各地で残り8カードの第1節が行われる。

 元NBLの強豪が力の差を見せつけた。赤いTシャツのファンでA東京のスタンドが揺れる中、勝利を収めたエースの田中は「ディフェンスが機能した試合だった。昨日は緊張したが、今日はリラックスして戦えた」と胸を張った。

 一方的な展開だった。序盤は琉球がシュートミスを連発。A東京は菊地の3点シュートなどで差を広げた。中盤からマクヘンリーを中心に追い上げる相手に田中が3点シュートに続けてバックパスでアシストを決めて突き放した。

 LEDを駆使した演出は今カードの開幕2試合で終わり、初戦は生中継だったテレビ放送も、この日からインターネット中継となった。シュート成功率はA東京40・3%、琉球31・4%と低調。2日連続で1万人近い観衆を集めたが、課題も見つかった。田中は「優勝するために成長して一生懸命頑張りたい」と力を込めた。

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2016年9月24日のニュース