豪栄道 初優勝に涙止まらず「いろんな人に支えられてきょうがある」

[ 2016年9月24日 18:07 ]

<大相撲九月場所14日目>寄り切りで玉鷲を破った豪栄道はドヤ顔で仁王立ち

大相撲秋場所14日目

(9月24日 両国国技館)
 大相撲秋場所14日目は24日、両国国技館で行われ、大関豪栄道が玉鷲を下し14連勝で初優勝を決めた。カド番での優勝は2008年夏場所の琴欧洲以来8人目、大阪出身力士としては1930年夏場所の山錦以来86年ぶり。

 豪栄道は取組を終え、肩で息をしながらうれし涙を流した。「なかなか思い通りにいかないこと多くて…」と絞り出すと、「一番一番集中してやったことが結果に結びついた」と喜びをかみしめた。

 「いろんな人に支えられてきょうがある。その人たちに恩返しできた」とサポートに感謝を述べると、地元・大阪のファンへ向けては「おかげさまで優勝できたと報告したい」と笑顔を見せた。優勝も慢心はなく、千秋楽へ「精いっぱい頑張ります」と初の全勝優勝を見据えていた。

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