元小結時天空が引退、間垣襲名 悪性リンパ腫で闘病、29日会見

[ 2016年8月26日 12:22 ]

 日本相撲協会は26日、悪性リンパ腫で闘病中の元小結時天空(36)=本名時天空慶晃、モンゴル出身、時津風部屋=が引退し、年寄「間垣」を襲名すると発表した。25日の理事会で承認した。29日に師匠の時津風親方(元幕内時津海)が同席して引退会見を開く。

 昨秋に病気が判明し、昨年11月の九州場所から全休を続けて今年7月の名古屋場所では西三段目26枚目まで番付が落ちた。闘病中で抗がん剤治療を受けていることを1月に時津風親方が公表していた。師匠は「(詳細は)会見で本人に直接聞いていただきたい」と述べるにとどめた。

 時天空は東農大から2002年名古屋場所で初土俵を踏んだ。04年春場所新十両、同名古屋場所では新入幕を果たした。右四つや足技を得意とし、幕内在位は63場所で、小結を3場所務めた。三賞は技能賞を1度獲得。14年1月には日本国籍を取得していた。

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