弟・航はホロ苦初陣 キャディーの姉とタッグも最下位発進

[ 2016年8月26日 05:30 ]

<RAIZAP KBCオーガスタ初日>10番、走ってコースを移動する石川航(左)と姉・葉子

男子ゴルフツアーRIZAP・KBCオーガスタ第1日

(8月25日 福岡県糸島市 芥屋ゴルフ倶楽部=7151ヤード パー72)
 ツアー初出場の弟・航(わたる、16)は82で最下位となる138位だった。

 石川の弟・航のツアーデビュー戦はほろ苦いものとなった。スタートホールの10番ではグリーン手前バンカーからの第3打を3メートルオーバーさせたが、これをねじ込んでパーで滑りだした。だが、その後は2つのダブルボギーを叩くなど82で初日を終え、「悪い調子ではなくてこのスコアだった。グリーンの硬さとラフの深さが難しい」とちょっぴり悔しそうに振り返った。

 5月のJJGAスプリング・ジュニア選手権で優勝して今大会の出場資格を獲得。姉の葉子さんをキャディーに起用して姉弟タッグで戦ったが、プロのセッティングは厳しかった。日本ゴルフ協会(JGA)のプロフィルには「目標とする人」の項目に「石川遼」と記している。第2ラウンドに向けて、常に前向きな兄同様、「スコアは悪いけど、一打一打を大切にして少しでも良いスコアで回りたい」と切り替えた。

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