鈴木が圧勝、女子1万メートル五輪代表内定

[ 2016年6月24日 19:26 ]

<陸上日本選手権>女子1万メートルで五輪出場を決めた鈴木亜由子(左)と2位の関根花観

第100回日本陸上選手権第1日

(6月24日 名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)
 陸上のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた第100回日本選手権第1日は24日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、女子1万メートル決勝は鈴木亜由子(24=日本郵政グループ)が31分18秒73で優勝し、初の五輪代表に内定した。

 レースは鈴木と同僚の関根花観(20)がトップグループを形成し、残り2周手前で鈴木がスパートすると、徐々にリードを広げて圧勝した。

 鈴木は5月に日本陸連の派遣設定記録(31分23秒17)を突破していた。

 ▼鈴木の話 地元でオリンピック出場を決められてほっとしている。レースには納得がいっていない。もっと強化したい。

 ▽リオ五輪への道 個人種目出場枠は最大3。日本陸連が定めた派遣設定記録の突破者で日本選手権8位以内の最上位は自動的に代表になり、国際陸連の参加標準記録到達者が日本選手権で優勝した場合も代表に決定。日本選手権で派遣設定突破者は8位以内、参加標準到達者は3位以内で代表入りに前進する。

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2016年6月24日のニュース