錦織 ウィンブルドン1回戦は世界最速サーブ男グロートと対戦

[ 2016年6月24日 21:17 ]

ウィンブルドン1回戦で錦織と対戦することになったサミュエル・グロート(AP)
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 テニスの4大大会、ウィンブルドン選手権(英国、27日開幕)の組み合わせが24日に決まり、世界ランキング6位で第5シードの錦織圭(26=日清食品)は、1回戦で世界123位のサミュエル・グロート(28=オーストラリア)との対戦が決まった。

グロートは4年前にサーブの世界最速記録となる時速263キロをマーク。過去の成績は錦織の1戦1勝で、昨年8月のシティ・オープン準々決勝でストレート勝ちした。錦織はこれまでウィンブルドンでは14年のベスト16が最高、昨年は左ふくらはぎの負傷で2回戦前に棄権している。

 錦織は23日にロンドンで行われたエキシビションマッチに出場し、世界10位のリシャール・ガスケ(フランス)に6―2、6―1で快勝と、ウィンブルドン選手権の前哨戦となるゲリー・ウェバー・オープンで痛めた左脇腹の故障から順調な回復ぶりをアピールしている。

上位シードが順調に勝ち上がれば4回戦で第9シードのマリン・チリッチ(クロアチア)、準々決勝で第3シードのロジャー・フェデラー(スイス)、準決勝で3連覇を狙う第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と当たるゾーンに入った。

 ほかの日本勢の1回戦はダニエル太郎(エイブル)がフアン・モナコ(アルゼンチン)と対戦。女子シングルスでは土居美咲(ミキハウス)がルイザ・チリコ(米国)、日比野菜緒(フリー)はアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)、奈良くるみ(安藤証券)がマディソン・ブレングル(米国)と対戦する。

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2016年6月24日のニュース