稀勢の里 高安と三番稽古 綱獲り名古屋へ充実の9勝

[ 2016年6月19日 05:30 ]

激しい取組を見せる稀勢の里

 大相撲の大関・稀勢の里(29=田子ノ浦部屋)は香川県観音寺市の大野原八幡神社での合宿2日目、幕内・高安と三番稽古を行い、9勝2敗だった。

 最高気温は30度に達したが「暑いのは嫌いじゃない」と言うように精力的に動き、約2000人の観客を喜ばせた。順調な稽古を続ける中、綱獲りに挑む名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)での心構えについても言及。「気持ちが高ぶってもよくないし、高ぶらな過ぎるのもよくない。いいあんばいが一番」と精神面の安定をポイントに挙げた。この日は師匠の田子ノ浦親方の40歳の誕生日。稀勢の里は7月3日に30歳になるとあって「同じ節目の年ですから頑張りたい」と決意を口にしていた。

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2016年6月19日のニュース