26年ア大会招致目指す愛知と名古屋市 開催の暫定構想発表

[ 2016年5月30日 18:20 ]

 2026年に予定される夏季アジア大会開催地へ立候補している愛知県と名古屋市は30日、各競技の競技会場(想定)や大会コンセプトを盛り込んだ大会開催構想の暫定版を発表した。同日付で日本オリンピック委員会(JOC)に提出した。

 構想では18年のジャカルタ大会で実施が予定されている36競技を仮定し、市が建て替えを検討しているパロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂区)をメイン会場に46会場を選定。ホッケーなど一部の競技では県外での実施を想定している。大会コンセプトには「アスリートファースト(選手第一)の視点」など5項目が掲げられた。

 愛知県によると、JOCが7月ごろに現地視察を予定しており、正式に国内候補地として認められれば、9月のアジア・オリンピック評議会(OCA)総会に向け、選手村などを盛り込んだ構想をまとめ上げるという。

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2016年5月30日のニュース