松山 第3R終え1アンダー「イライラ」も充実追い上げ

[ 2016年5月8日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ウェルズ・ファーゴ選手権 第2日

(5月6日 米ノースカロライナ州シャーロット クウェイルホロー・クラブ=7575ヤード、パー72)
 101位から出た松山英樹(24=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの71で回り通算1オーバーの62位で決勝ラウンドへ進んだ。岩田寛(35=フリー)は84と崩れ通算13オーバーで予選落ち。アンドルー・ループ(27=米国)が通算8アンダーで首位。7日には第3ラウンドが行われ、松山は通5バーディー、3ボギーの70とスコアを伸ばし、通算算1アンダーとした。

 松山はカットラインぎりぎりで予選を通過した。5番、7番とパー5で伸ばしたが、6番、8番はボギー。後半も11番パー4で左ラフからの2打目をピン60センチにつけてバーディーを奪いながら、続く12番は10メートルから3パット。バーディーの直後に落とすもどかしい展開に「何をしているんだってイライラした。バーディーを取った後にボギーを打って何してんだろう」と不満を示した。

 それでも今季ワースト発進の101位から追い上げた充実感もある。「ここをこうしたら良くなるというものがつかめている。それはここ何年かなかった」と手応え。同組の世界ランキング3位のマキロイ、同5位のファウラーは60台で回り順位を上げた。松山は「差はアプローチ。100ヤード以内の距離感、グリーンに落ちてからの止まり方をもっと考えて打たなきゃ」と刺激を受けていた。

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2016年5月8日のニュース