羽生 左足じん帯損傷で全治2カ月…トロントで治療に専念

[ 2016年4月27日 05:30 ]

羽生結弦

 フィギュアスケート男子のソチ五輪金メダリスト・羽生結弦(21)が所属するANAスケート部は26日、羽生が痛めていた左足について「左足リスフラン関節じん帯損傷のため、全治約2カ月間の安静、加療を要する見込み」と発表した。

 羽生本人から同部に連絡があり、今後は練習拠点のカナダ・トロントで治療に専念し、5月中旬に改めて経過を公表する予定。羽生は今季の序盤から左足に痛みを抱え、年明けに状態が悪化。今季フリーは演技後半に4回転トーループを跳んでいたが、銀メダルだった世界選手権(3~4月)のフリーでは踏み切りの際に左足で氷を突くトーループの代わりに、4回転サルコーを後半に跳んだ。同選手権後、羽生は「後半の4回転トーループは筋肉レベルじゃなくて、もっと奥の方まで衝撃が加わっていたのかな」と分析していた。

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2016年4月27日のニュース