愛 リオへ意識改革「もっと質の高い練習にシフト」

[ 2016年4月27日 05:30 ]

 夢舞台へ「質」を追う。卓球女子でリオデジャネイロ五輪代表を確実にしている福原愛(27=ANA)が26日、ワールドツアー・ポーランドOPを終えて帰国した。

 せきぜんそくの影響で練習が積めず、同大会の女子シングルスは2回戦で早田ひな(15=希望が丘高)に敗れた。「いい練習ができないと、こんなに試合が悪くなると実感した」。悔しい敗戦は、競技歴20年を超える27歳に意識改革をもたらした。これまではガムシャラに基本練習を繰り返すスタイルだったが「もっと質の高い練習にシフトしていかないと。頑張る方向を間違えていたのかな」と言う。今後は男子の現役選手との試合形式の練習を増やし、リオへ強化を図る。

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2016年4月27日のニュース