宇野 4回転フリップ成功、公認大会史上初 3大陸対抗戦

[ 2016年4月23日 18:50 ]

男子SPで4回転フリップを成功させた宇野昌磨

 フィギュアスケートの北米・欧州・アジアによる3大陸対抗戦「コーセー・チームチャレンジカップ」は22日、ワシントン州スポケーンで開幕、男女のショートプログラム(SP)が行われ、宇野昌磨(中京大)が国際スケート連盟の公認大会で史上初めて4回転フリップを成功させ、世界歴代2位に相当する105・74点を出した。

 自己ベストを12・75点も上回る宇野の活躍で、チームアジアがショートプログラム部門を制した。2位が北米、3位が欧州だった。宮原知子(関大)も自己最高を上回る73・28点と健闘。本郷理華(邦和スポーツランド)は60・43点だった。

 ▼チームアジア・荒川静香主将の話 一人一人のパフォーマンスが素晴らしかった。中でも昌磨くんが誰も見たことがないような高い演技内容で演技をしてくれた。そういう選手たちとチームを組めて光栄に思う。

 ▼山田満知子コーチの話 世界選手権の後から本格的に練習して、短期間で跳べるようになった。いずれどの選手も4回転ジャンプを何種類も跳ぶことになると思う。(共同)

続きを表示

2016年4月23日のニュース