大関・照ノ富士 右鎖骨骨折で初の休場 かど番へ…安美錦インフル

[ 2016年1月15日 08:15 ]

 大相撲の西大関照ノ富士(24)=本名ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=が初場所6日目の15日、日本相撲協会に「右鎖骨骨折」との診断書を提出して休場した。4日目の碧山戦で負傷した。

 旭秀鵬に敗れた5日目までで3勝2敗。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)によると再出場しない見込みで、3月の春場所は昨年7月の名古屋場所で新大関となって以降、初のかど番となる。

 2011年5月の技量審査場所の初土俵以来、初めての休場。6日目に対戦が組まれていた関脇栃煌山は不戦勝。

 同じ伊勢ケ浜部屋で東前頭筆頭の安美錦(37)=本名杉野森竜児、青森県出身=は「インフルエンザで3日間の休場を要する」との診断書を提出して休んだ。昨年の春場所以来7度目の休場で、6日目の相手、大関豪栄道は不戦勝。関取最年長の安美錦は5日目まで2勝3敗だった。

 東前頭14枚目の常幸龍(27)=本名佐久間貴之、東京都出身、木瀬部屋=も休場。5日目の千代大龍戦で3敗目を喫した際、右脚を痛めた。休場は昨年初場所以来2度目で、6日目に対戦が組まれていた豪風は不戦勝。

 今場所の十両以上の休場者は、6日目から再出場する幕内千代鳳を含めて6人となった。

 ▼伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)の話 照ノ富士は骨折しているので(再出場は)無理でしょう。入院するかもしれない。全治は分からない。(来場所についても)予想では言えない。安美錦はインフルエンザが治れば再出場する可能性はある。

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2016年1月15日のニュース