キャバリアーズ延長で競り勝ち8連勝、スパーズは9連勝

[ 2016年1月13日 17:40 ]

勝ち越しシュートを決めたキャバリアーズのジェームズ(AP)

 NBAは12日に各地で8試合を行い、キャバリアーズは敵地ダラスで延長の末にマーベリクスに110―107(前半47―52、延長15―12)で競り勝って8連勝で27勝9敗。1点差を追っていた延長の残り1分、この日27得点のレブロン・ジェームズ(31)がカットインから勝ち越しのシュートを決め、残り13秒にはカイリー・アービング(23)が3点シュートを成功させて勝負を決めた。

 マーベリクスは22勝17敗。延長の残り1分9秒にデロン・ウィリアムス(31)が3点シュートを決めて105―104とリードしたが持ちこたえられなかった。

 スパーズは敵地デトロイトでピストンズを109―99(前半53―44)で退けて34勝6敗。トニー・パーカー(33)が31得点、ラマーカス・オルドリッジ(30)が22得点13リバウンドを挙げて9連勝を飾った。14日には通算31連勝中の地元サンアントニオでキャバリアーズを迎え撃つが、最後にホームで負けた(昨年3月12日)相手がキャバリアーズ。今後の展開を占う全米の注目の一戦になりそうだ。

 レイカーズは地元ロサンゼルスでペリカンズに95―91で競り勝って9勝31敗。ルー・ウィリアムス(29)が19得点中9得点を勝負どころの第4Qにマークして勝利に貢献し、チームの連敗を4でくい止めた。今季限りでの引退を表明しているコービー・ブライアント(37)は16分の出場で7得点。アキレス腱に痛みを訴えて後半の出場は見送った。ブライアントは前半で故障を抱えている右肩もアイシングしており、今後の出場は微妙になりそうだ。

 ペリカンズは4連敗で11勝26敗。腰を強打したアンソニー・デービス(22)は2試合連続で欠場したが、デービス不在の試合は今季5戦全敗となった。

 サンダーは敵地ミネアポリスでティンバーウルブスに101―96(前半60―48)で勝って27勝12敗。ケビン・デュラント(27)は30得点を稼ぎ、残り3分からは1人で連続12得点をマークして勝利に貢献した。

 不振に陥っているティンバーウルブスは7連敗を喫して12勝27敗。ここ12戦では11敗目で、ホームでは今季5勝17敗となった。

 <その他の結果>

ペイサーズ(22勝16敗)116―97サンズ(13勝27敗)、ニックス(20勝20敗)120―114セルティクス(19勝19敗)、バックス(16勝24敗)106―101ブルズ(22勝15敗)、ロケッツ(20勝19敗)107―91グリズリーズ(21勝19敗)

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