大阪学院大・長谷川が来季前半出場権 苦戦も目標達成

[ 2015年12月9日 05:30 ]

男子ゴルフツアー  最終予選会最終日

(三重県津市 白山ヴィレッジゴルフコース・クイーンコース=7048ヤード、パー72)
 71で回った長谷川祥平(22=大阪学院大4年)が6ラウンドを通算9アンダー、423として27位に入り、上位35人までが得られる来季前半戦の出場資格を手にした。前粟蔵俊太(25=フリー)が通算22アンダーで日本人最上位の2位だった。

 プロになって8日目の長谷川は「今までで一番難しい71でした」と出入りの激しいゴルフながら、目標としていた前半戦の出場権を獲得した。人気俳優の松坂桃李似の22歳は1メートル81の長身を生かしたダイナミックなゴルフで実績を積み重ね、第1次予選会(QT)から受験した。「最終QTの結果がどうであれ、プロになろうと思っていた」と今大会前の1日にプロに転向した。クラブ契約やマネジメント事務所など、複数の会社からオファーがあるというモテ男は「強いプロになりたい。目標はメジャーで勝つこと」と言い切った。

 ≪前粟蔵66で2位≫2位から出た前粟蔵が最終日にボギーなしの66を出して、好位置を守った。1位突破には2打及ばなかったものの、「始まる前から自信があった」という。交際4年の恋人がアスリートフードマイスターの資格を持ち、食事のアドバイスを受けている。「偏った食事をしないし、外に出歩かなくなった。ゴルフに集中したい」と誓った。

 ▼6位伊藤誠道 やっとスタートラインに立てた。来年、シードを獲るとかではなく、1番を目指してやりたい。(ツアー最年少予選通過記録保持者の20歳が3度目の挑戦で上々の成績)

 ▼72位小木曽喬 アマチュアでは、やり残したことがないのでプロとして上のレベルに行きたかった。でも何かが足りないということ。(14年日本アマ覇者は突破ならず)

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2015年12月9日のニュース