米高校アメフト 試合中に選手倒れ死亡 今季は事故相次ぎ平均上回る

[ 2015年10月19日 15:31 ]

フィールドに映し出される選手の影 (AP)

 米複数メディアは18日、テキサス州で17日に行われた高校のアメリカンフットボールの試合中に2年生の選手が突然倒れ、その後、搬送先の病院で亡くなったこと伝えた。

 亡くなった選手は前半のプレー中に発作を起こしてグラウンドに倒れると、トレーナーによってサイドラインへと連れて行かれ、ヘリコプターでテキサス州内の病院へと搬送。しかし、危篤の状態が続き、ついに医師から死亡が宣告された。死因については現段階で不明とのことだが、チームメートの話では、亡くなった選手は試合中にめまいを訴えていたという。

 ノースカロライナ大の調査によると、高校のアメリカンフットボールの試合において、頭部や脊椎の負傷が原因で亡くなった事故は9月の開幕からこれまで全米で5件も起きており、もし今回のケースも同様の原因であれば6件目。これは過去10年の統計で年平均3件という数字を大きく上回る。

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2015年10月19日のニュース