羽生 今季初戦でSP首位 4回転着氷乱れ「正直悔しい」

[ 2015年10月15日 11:02 ]

男子SPで演技する羽生結弦

 フィギュアスケートのオータム・クラシックは14日(日本時間15日)、カナダのバリーで行われ、今季初戦となるソチ五輪金メダリストの羽生結弦(ゆづる、20=ANA)は男子ショートプログラム(SP)で93・14点をマークし、首位スタートを切った。

 昨季と同じショパンのピアノ曲「バラード第1番」で演技した羽生は、後半に組み込んだ4回転トーループの着氷で手をつく場面もあったが、冒頭のトリプルアクセル、3回転ルッツ+3回転トーループのコンビネーションジャンプは成功。演技後は納得がいかないのか、厳しい表情を崩さなかったが、2位に6・61点差をつけてトップに立った。

 15日(同16日)にはフリーが行われる。

 女子SPは今井遥(22=新潟県連盟)が58・17点で3位につけた。

 ▼羽生結弦の話 6分間練習の感触は良かったが、4回転トーループに関しては(着氷が乱れて)正直悔しい。本番という舞台で、いい課題を見つけられた。

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