熊ケ谷親方を解雇へ マネジャー暴行で起訴、退職金支給せず

[ 2015年10月2日 05:30 ]

マネジャーの男性に対する傷害罪で起訴された熊ケ谷親方は解雇処分に

 日本相撲協会は両国国技館で理事会を開き、マネジャーの男性を暴行したとして傷害罪で起訴された熊ケ谷親方(元十両・金親)の解雇を満場一致で決めた。退職金は支給しない。

 相撲協会の危機管理委員会・宗像紀夫委員長によると、熊ケ谷親方は協会側の弁護士による接見の場で「解雇になれば裁判で争う。刑事処分が決まる前に相撲協会が先に処分を決めるのはおかしい」との意向を示しているという。それに対し、北の湖理事長(元横綱)は「一般常識としてその考えが通るとは思えない」と述べ「協会全体に迷惑を掛けた。処分は厳しくて当然。あってはならないことがあったのは残念です」と厳しい姿勢を貫いた。

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2015年10月2日のニュース