板橋 3メートル板飛び込み2連覇「納得はいかないけれど…」

[ 2015年9月18日 18:20 ]

 飛び込みの日本選手権第1日が東京辰巳国際競泳場で行われ、女子3メートル板飛び込み決勝で板橋美波(JSS宝塚)が308・35で2連覇を達成した。

 「納得のいく演技はできなかったけど、優勝できて良かった」。世界選手権後に演技構成を変え、得意な2本目の5152B(前宙返り2回半1回捻りえび型)をラストにして、少し苦手意識のあった5本目の107B(前宙返り3回半えび型)を2本目にした。

 この日は4本目の入水が乱れ、2位とはわずか5・30差。しかし、変更した演技構成がはまり、ミスが許されない最後の演技を69・00でまとめた。「負けたら恥ずかしい。自分に勝てるようにとやってきた」と安どの表情を見せた。

 今週で5週連続での大会となり、疲労はピーク。それでも「友達と遊ぶ約束をしている」と6月以来のオフを励みに自らを奮い立たせた。19日は本職の高飛び込みで初優勝を狙う。

 男子シンクロ板飛び込みでは、3メートル板飛び込みで16年リオデジャネイロ五輪出場を決めた寺内健(ミキハウス)が坂井丞(同)と組み、401・88で優勝した。

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2015年9月18日のニュース