休場明けの横綱日馬が16番、白鵬は軽い調整 秋場所稽古総見

[ 2015年9月4日 17:22 ]

 大相撲秋場所(13日初日・両国国技館)を控え、横綱審議委員会(横審)による稽古総見が4日、東京・両国国技館内の相撲教習所で一般に非公開で行われ、右肘負傷で先場所2日目から途中休場した横綱日馬富士は16番をこなした。

 日馬富士は右肘に大きなサポーターを着けていたが、関脇妙義龍や小結栃ノ心、若手の逸ノ城や遠藤らを相手に15勝1敗。けがの影響はなく、前に出る相撲が目立った。

 2場所連続36度目の優勝を目指す横綱白鵬は四股、すり足の軽い調整で申し合いも回避した。横綱鶴竜は平幕の宝富士らに12戦全勝だった。

 大関陣は4人が激しい申し合いを披露した。横審の守屋秀繁委員長(千葉大名誉教授)は昇進2場所目の照ノ富士について「一番強いなと感じた。(横綱に)一番近いと思う」と高く評価した。

 先場所10勝の関脇栃煌山は膝の痛みで不参加だった。

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2015年9月4日のニュース