日本、アルジェリアに完勝!5位変わらずもリオ切符へ望みつなぐ

[ 2015年9月4日 20:43 ]

笑顔の全日本女子メンバー

 リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会は4日、名古屋市総合体育館などで第9日が行われ、世界ランク5位の日本は同23位のアフリカ代表・アルジェリアと対戦。25-8、25-10、25-6でストレート勝ちし、通算7勝2敗で勝ち点を「22」とした。残り2試合で順位は5位のままだが、上位2チームに与えられるリオ切符の獲得へ望みをつないだ。

 前戦1日のセルビア戦でフルセットの激闘の末に敗れ、6勝2敗として5位に転落。残り3試合で1敗もできない日本は第1セット、古藤のサービスエースを皮切りに6連続ポイントを挙げる絶好の滑り出し。その後も、今大会初スタメンとなった迫田のスパイク、石井の連続サービスエースなどで10連続ポイントを奪うなど25-8で圧倒した。

 第2セットは序盤こそ一進一退の展開となったが、迫田のバックアタック、石井の強打でリズムをつくると徐々に点差を広げ、25-10と連取。第3セットも8連続ポイントの滑り出しから、サーブで崩して隙を与えることなく25-6。格下相手に取りこぼしが許されない中、しっかりとストレートで退けた。

 日本は5日に米国、6日に中国戦と負けられない試合が続く。

 このほか、1、2位チームの激突となった米国-ロシア戦はロシアがストレート勝ちして首位浮上。2敗目となった米国は4位に陥落した。3位だった中国はドミニカ共和国を3-0で下し2位に、4位セルビアもキューバにストレート勝ちして3位に浮上した。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 出場枠は12で開催国のブラジルは決定している。W杯上位2チームが出場権を獲得。アジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国、16年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まる。アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催される。

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