香生子 0秒01差…悔しすぎる4位も前向き「いい経験」

[ 2015年8月6日 05:30 ]

女子100M平泳ぎ決勝 0秒01差で4位となり悔しそうな表情を浮かべる渡部

水泳世界選手権第12日

(8月4日 ロシア・カザニ)
 距離にして、1・5センチ。女子100メートル平泳ぎ決勝で、渡部はタッチの差で4位に終わった。200メートル個人メドレーの銀メダルに続く表彰台を逃すと、火照った体を水に浮かべ、静かに目を閉じた。状況を受け止め「今までのレースで(0秒01差で)負けてしまうことがあまりないので、いい経験ができたと思う」と前向きに捉えた。

 金メダルのエフィモワ(ロシア)、世界記録保持者で五輪女王のメイルティテ(リトアニア)ら強敵がそろう100メートルは「メダルを獲るということはイメージできてなかったこと」という。“末脚”が武器の18歳だけに、強化した200メートルは爆発を予感させる。

 今季世界ランク1位で迎える大一番へ「この気持ちを忘れずに、しっかり切り替えて、200ではいい色のメダルが獲れれば」と強い意欲を口にした。

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2015年8月6日のニュース