IOC、南スーダンを承認 リオ五輪派遣に道

[ 2015年8月2日 21:52 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は2日、クアラルンプールで総会第3日の審議を行い、内戦状態にある南スーダンの国内オリンピック委員会(NOC)を正式に承認した。来年のリオデジャネイロ五輪での選手団派遣に道が開け、IOCが認めるNOCは206となった。

 南スーダンは2011年にスーダンから分離独立した。現在NOCには陸上や柔道など七つの国内競技連盟が加盟し、リオ五輪には陸上の男女計4選手が出場予定という。12年ロンドン五輪では、難民で特別措置を受けた選手が個人資格で男子マラソンに出場した。

 24年夏季五輪招致では、これまで理事会が行っていた1次選考は実施せず、立候補都市を対象にして総会で開催都市を決める方針を報告した。

 また、世界フライングディスク連盟を承認団体とすることも決めた。(共同)

続きを表示

2015年8月2日のニュース