“無印”東浩子 昨季の賞金女王に3差2位「立ち向かう」

[ 2015年7月26日 05:30 ]

6H、セカンドショットを放つ東浩子

女子ゴルフツアー・センチュリー21レディース第2日

(7月25日 静岡県伊豆の国市 伊豆大仁カントリークラブ=6531ヤード、パー72)
 プロ4年目の東浩子(23=加賀電子)が5バーディー、1ボギーの68を出し、通算10アンダーで2位につけた。未勝利で賞金シードも持っていない“無印”が、通算13アンダーで単独首位のアン・ソンジュ(27=韓国)に立ち向かう。新垣比菜(16=沖縄・興南高2年)は通算6アンダーの8位、勝みなみ(17=鹿児島・鹿児島高2年)は通算5アンダーの14位と粘った。
【第2R】

 プロ4年目の東が昨季の賞金女王に何とかしがみついた。同組のアン・ソンジュが出した67には及ばなかったものの、68をマーク。「アンさんがバーディーを取ったら、“ナイス!”という気持ちになって、私もいいプレーをしようと思った」と5バーディーのうち、3つは3メートル以内につけるなど得意のショットでスコアメーク。自身3度目の最終日最終組へ入った。

 2度目の挑戦となった12年のプロテストでトップ合格。以来、最終予選会も上位で通過し、13、14年とほぼフル出場しているが、自己最高位は5位で賞金シード獲得には至っていない。今年からアン・ソンジュと同じマネジメント事務所になり、公私ともに時間を過ごすことが増えた。「女王だけど、気さく。ゴルフでは勝負どころでバーディーを取る」と見習うことばかりだ。

 トップと3打差。「立ち向かっていかないといけないですね。バーディー合戦になると思うから、どれだけ自分らしいゴルフができるか」。大きな壁を打ち破って、初優勝をつかむ。

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2015年7月26日のニュース