沙羅 今季初戦V「しっかりと挽回できた」女王返り咲きに意欲

[ 2015年7月26日 05:30 ]

表彰台で笑顔の優勝した高梨(右)と2位の伊藤

 全日本ジュニア・レディースサマージャンプ朝日大会は北海道・士別市朝日三望台シャンツェ(HS68メートル、K点60メートル)で行われ、女子は高梨沙羅(18=クラレ)が今季初戦で59メートル、62・5メートルを飛び、2回とも最長の合計229・6点で快勝した。世界選手権銀メダルの伊藤有希(21=土屋ホーム)は58メートル、59・5メートルで2位となった。

 昨季W杯個人総合2位の高梨が今シーズン初戦で貫禄Vを飾った。2本ともトップで、2回目は62・5メートルの会心のジャンプに「しっかり挽回できた。(地元北海道の)温かい応援を励みに勝てたことは自信になります」と力を込めた。大会前は6月下旬から約3週間、スロベニアで合宿。スキー板のチェックを兼ねながら、多い日で1日8本飛んだという。「夏に土台をつくり、(冬に)いい内容のジャンプを続けていければ結果はついてくる」と意欲を見せた。

 ▽女子 (1)高梨沙羅(クラレ)229・6点(59メートル、62・5メートル=最長不倒)(2)伊藤(土屋ホーム)218・0点(58メートル、59・5メートル)(3)岩渕(松本大)201・1点(55メートル、56・5メートル)

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2015年7月26日のニュース