居反りの宇良 序二段優勝逃す、連続V無念も「来場所も全力で」

[ 2015年7月26日 15:42 ]

大相撲名古屋場所千秋楽

(7月26日 愛知県体育館)
 大相撲名古屋場所は愛知県体育館で千秋楽を迎え、居反りなどの奇手で注目を集める東序二段10枚目・宇良(23=木瀬部屋)は序二段優勝決定戦で東36枚目・大輝(八角部屋)に押し倒され、夏場所の序ノ口に続く、連続優勝はならなかった。

 立ち合いはもぐり込むように足を狙った。いったん離れ、再び頭を付け合う体勢から押し込まれた。土俵際でしゃがみ込むように粘ったが、最後は土俵下まで吹っ飛ばされた。「立ち合いはもともと低いですから。圧力に負けないよう(心がけた)」。決定戦で初黒星がついて優勝こそ逃したものの、記録として残る本割の連勝は途切れていない。「もともと(連勝を)狙っているわけではありません。そこまで(こだわりはない)。来場所も全力で頑張ります」と一層の奮闘を誓った。

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2015年7月26日のニュース