遼　スコア伸ばすも２３位　４日間全て６０台、ショット手応え

３番、ラインを読む石川

ＵＳＰＧＡツアー　バーバソル選手権最終日

（7月19日 米アラバマ州オーバーン　ＲＴＪトレール・グランドナショナル＝７３０２ヤード、パー７１）
　２２位から出た石川遼（２３＝ＣＡＳＩＯ）は３バーディー、１ボギーの６９で回り、通算９アンダーの２７５と伸ばしたものの、２３位に終わった。スコット・ピアシー（３６＝米国）が通算１９アンダーで今季ツアー初優勝、通算３勝目を挙げた。

　石川は４日間全て６０台で回り、ショットに手応えをつかんだ様子だった。「今シーズンの中で一番良かった。次につながる。今季はショットに苦しんでいたので、そこが良くなってきている」と話した。バーディーチャンスを何度もつくった。パットが決まらずにスコアを大きく伸ばすことはできなかったが、気持ちを切らずに粘った。「メンタル的にも成長できたかなと思う。ずるずるといかなくなった。非常にいい方向にいっている」と明るい口調だった。