松山、スコア伸ばし切れず71…通算7アンダーで首位と5打差18位

[ 2015年7月20日 01:57 ]

<全英オープン>3番、渋い表情の松山

 男子ゴルフのメジャー第3戦、全英オープン選手権は19日、英国北東部セントアンドリュースのオールドコース(パー72)で第3ラウンドが行われ、松山英樹(23=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの71、通算7アンダーとし、首位と5打差の18位となった。

 
 悪天候による中断などで5日間の長期戦となった今大会。松山は前日までの第2ラウンドで最少スコアとなる66をマーク、6アンダーまでスコアを伸ばし日本勢でただ一人、10位で決勝ラウンドに駒を進めた。

 全英オープンは3度目の出場で13年には6位。メジャー大会での最高位は今年のマスターズの5位、十分に自己最高位更新も狙える位置から、第3ラウンドをスタート。2番でこの日最初のバーディーを奪い、7アンダーに伸ばした。その後はバーディーチャンスをなかなか決められず、我慢のプレーが続いたが、9番でバーディーを奪って8アンダーで前半を終えた。

 後半は12番でバーディーを決めて、さらにスコアを伸ばしたが、パー5の14番でパーパットがカップにはじかれ痛恨のボギー。17番では第2打でグリーン左のバンカーにつかまった。1978年に優勝争いをしていた中嶋常幸が脱出に4打を要したことから、“トミーズバンカー”とも呼ばれるようになった“難所”。松山も1打で出せず、第4打でピンそばにつけたもののボギー。最終18番はパーでまとめたものの、上位陣が次々とスコアを伸ばす中で、苦しいラウンドとなった。
 

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