ハキーム“ボルト超え”200mも制して2冠!世陸代表有力

[ 2015年7月20日 09:33 ]

陸上の世界ユース選手権男子200メートルで優勝、100メートルとの2冠を達成し喜ぶサニブラウン・ハキーム=カリ(USA TODAY・ロイター=共同)

 陸上の世界ユース選手権が19日、コロンビア・カリで行われ、男子200メートルでサニブラウン・ハキーム(16=城西高2年)が向かい風0・4メートルの中、20秒34で100メートルとの2冠を達成した。

 ウサイン・ボルト(ジャマイカ)の大会記録20秒40、桐生祥秀の高校記録20秒41を更新する激走で、8月の世界選手権(中国・北京)の参加標準記録20秒50も突破。6月の日本選手権で2位に入っており、追加での世界選手権代表入りが有力になった。

 100&200メートルの2冠は日本勢初。大会前のランキングでは2種目でトップで「負けるわけにいかない。トップの意地を見せてやる」と気合を入れていた16歳が、金字塔を打ち立てた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年7月20日のニュース