角野 ビッグエアの五輪採用に「素直にうれしい」

[ 2015年6月9日 00:39 ]

 冬季五輪の種目にスノーボードのビッグエアが加わる。ソチ五輪で初採用されたスノーボードの男子スロープスタイルで8位に入賞し、国際スキー連盟(FIS)管轄外のプロ大会でも活躍する角野友基(日産X―TRAIL)は「素直にうれしい」と歓迎した。

 角野が世界に名前を知られるきっかけとなったのは、ビッグエアでの実績だった。2012年12月にトップ選手がそろった大会を制し、14年1月には北米を中心に人気の「冬季Xゲーム」に初出場して2位に入り、ことしも3位と奮闘した。

 全日本スキー連盟の萩原文和スノーボード部長は「今後の強化体制などは未定だが、角野の実力は十分、分かっている」と言う。角野は「スロープスタイルと並行して、得意なビッグエアでも頑張りたい」と、五輪の表彰台を見据えた。

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2015年6月9日のニュース