新関脇隠岐の海が休場 朝稽古で左脚痛める

[ 2015年3月11日 16:19 ]

 大相撲の西関脇隠岐の海(29)=本名福岡歩、島根県出身、八角部屋=は春場所4日目の11日、日本相撲協会に「左腓腹筋内側頭損傷、筋肉内血腫」との診断書を提出し、休場した。11日の朝稽古で左ふくらはぎを負傷した。全治は約1カ月の見込み。

 休場は昨年名古屋場所以来で4度目。4日目の対戦相手、小結玉鷲は不戦勝。今場所の十両以上の休場者は横綱鶴竜に続いて2人目となった。

 隠岐の海は今場所で島根県出身力士として谷ノ音以来、121年ぶりに関脇へ昇進。3日目を終えて3敗だった。師匠の八角親方(元横綱北勝海)は「張り切っていたから、本人が一番残念だろう。けがをしたら、それを治すしかない」と話した。再出場については「1日寝て、どうなるか分からないから、日にちを見ながら」と含みを持たせた。

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2015年3月11日のニュース