錦織 勝利の鍵は“強い風&遅くて弾むコート”メキシコ・OP

[ 2015年2月25日 05:30 ]

メキシコ・オープンの会場練習で笑顔を見せる錦織圭

 テニスのメキシコ・オープンは23日、メキシコのアカプルコで開幕した。出場2大会連続優勝を目指す男子シングルス第1シードの錦織圭(25=日清食品)にとっては適応力が試される一戦となる。

 今大会はクレーコートで行われた12年以来の出場で、ハードコートになってからは初めて。「コートも遅いし、ボールも重く感じる。ラリーが続く展開になると思う」と語るように、得意のラリー戦でリズムをつかめるかが鍵になる。

 今季初優勝を遂げたメンフィスが室内で天候の影響を受けなかったのに対して今回は屋外。会場は海に面しており、時折吹く強い風も悩ましい。同じハードコートでも球足が速くサーブが決まりやすかったメンフィスと違い、アカプルコは球足が遅く、ボールが高く弾む。日中は気温が30度を超え、錦織も「全然大丈夫じゃないです」と驚いたほどの暑さも厄介だ。

 ただし、世界ランキング92位のアレハンドロ・ゴンサレス(26=コロンビア)との1回戦はナイトマッチ(日本時間25日午前11時以降)に決定。まずは暑さを気にせずコートに慣れていくことができそうだ。

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