昌磨 最年少Vへ「思い切りやる」12日開幕四大陸フィギュア

[ 2015年2月12日 05:30 ]

シニアの主要国際大会にデビューする17歳の宇野昌磨。上は樋口美穂子コーチ

 欧州以外の国・地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権は12日、ソウルで開幕する。男子で今季ジュニアを主戦場とする17歳の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)はシニアの主要国際大会にデビュー。11日の公式練習で4回転トーループを決めるなど好調で「全然緊張する要素はない。思い切りやりたい」と初舞台へ意気込んだ。

 昨年12月のジュニアGPファイナルを制し、全日本選手権は五輪王者の羽生に次ぐ2位。12月生まれの宇野が今大会で頂点に立てば、17歳11カ月で99年の第1回大会を制した本田武史の記録を塗り替え、史上最年少王者に輝く。期待をよそに「やれることを全部やるだけ」と浮つく様子はない。シニア勢に引けを取らない演技構成で有言実行の滑りを見せることができれば、3年後に平昌五輪を開催する韓国で強烈な印象を残すことになりそうだ。

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