米大学バスケ界の名将・ターカニアン氏が死去

[ 2015年2月12日 18:04 ]

亡くなったジェリー・ターカニアン元監督 (AP)

 米メディアは11日、米大学バスケットボール界の名将であるジェリー・ターカニアン氏が同日にネバダ州ラスベガスの病院で亡くなったことを伝えた。84歳だった。

 コートサイドでタオルを噛みながらチームの指揮をとることから“シャーク”と呼ばれていたターカニアン氏は1部校の監督として31シーズンで729勝を挙げ、勝率は7割8分4厘を誇った。

 90年にはUNLV(ネバダ大学ラスベガス校)を全米王者に導き、名将としての地位を不動のものにしたターカニアン氏。13年にはバスケットボール殿堂入りも果たした。

 02年を最後に監督を退いたターカニアン氏だが、ここ数年は健康上のトラブルを抱えていたようで、息子のダニー・ターカニアン氏によると亡くなる直前の9日に呼吸器疾患で病院に搬送され、その後に息を引き取ったという。

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