17歳宇野昌磨 史上最年少Vへ2位発進!無良4位、村上6位

[ 2015年2月12日 21:14 ]

SPで2位につけた宇野(AP)

フィギュアスケート 四大陸選手権男子SP

(2月12日 ソウル)
 欧州以外の国・地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権は12日、ソウルで開幕し、男子ショートプログラム(SP)で、史上最年少優勝が懸かる17歳の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)が自己ベストの88・90点をマークし、2位発進した。2連覇を目指す無良崇人(24=HIROTA)は84・88点で4位、村上大介(24=陽進堂)は82・86点で6位につけた。

 17歳の宇野は最終グループの2番目に演技。シニアの主要国際大会はデビュー戦となったが、緊張を感じさせない演技で88・90点をマーク。14年ジュニアGPファイナルで記録した75・12点を大幅に上回る自己ベストで、97・61点で首位に立ったデニス・テン(カザフスタン)に次ぐ2位発進となった。

 宇野は昨年12月のジュニアGPファイナルを制し、全日本選手権は五輪王者の羽生に次ぐ2位。12月生まれの宇野が今大会で頂点に立てば、17歳11カ月で99年の第1回大会を制した本田武史の記録を塗り替え、史上最年少王者に輝く。

 2連覇が懸かる無良は自己ベストに及ばず84・88点で4位発進。村上は82・86点の自己ベストで6位につけた。

 ▼宇野昌磨の話 4回転は攻めて、トリプルアクセルは落ち着いていけた。ジャンプを跳べたのでいい点がもらえた。日本での練習からすれば、全部出し切れたわけではない。

 ▼無良崇人の話 今季、SPは失敗が多かったので、まとめられて良かった。4回転は本調子じゃないのでフリーに向けて調整したい。表彰台を目指せたらいい。

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