錦織「最初に押され焦った」「打ち急いだ」「決めきれなかった」

[ 2015年1月29日 05:30 ]

全豪オープンテニス男子シングルス準々決勝でワウリンカに敗れ、記者会見で悔しそうな表情の錦織(AP)

全豪オープンテニス第10日 男子シングルス準々決勝 錦織 3―6、4―6、6―7 ワウリンカ

(1月28日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 【錦織に聞く】 

 ――昨年9月の全米オープン で対戦したワウリンカと比べて

 「明らかにサーブが良くて全く読めなかった。前回とはコースも変えてきたし、逆を突かれた。ストロークも最初に押されて焦った。先にプレッシャーをかけられた」

 ――ゲームの序盤はミスも多かった

 「最初は感触がよくなかったのに打ち急いだ。パワー、速さ、深さに押され、左右に散らすこともできなかった。どうしたらいいのか見えてこなかった」

 ――第3セットでは、サーブアンドボレーも交えたが

 「事前にはまったく考えてなかった。3セット目はサーブも良くなってきていたので使った。でも、タイブレークでは前に出る勇気がなかった。大事なところで決めきれなかった」

 ――今大会を通してフィジカル面は

 「全米オープンの時は信じられないくらい痛みが出ずに戦えた。今回は少し痛みが出て万全じゃなかったのは悔しいが、4大大会の大変さをより感じられた」

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2015年1月29日のニュース