宇野 世界ジュニアへ闘志「一番いい演技できれば何位でも」

[ 2014年12月30日 05:30 ]

引退する町田(右)に花束を手渡す宇野

フィギュアスケート全日本選手権エキシビション

(12月29日 長野市ビッグハット)
 全日本選手権男子で2位に入ったジュニアの宇野昌磨(17=中京大中京高)は、「SP、フリーともに完璧じゃなかったけど、満足いく演技ができた」と大健闘の大舞台を振り返った。

 世界ジュニア選手権を優先するため、シニアの世界選手権代表には選ばれなかった。17歳の憧れのスケーターは10年バンクーバー五輪銅メダリストで10月に現役を引退した高橋大輔だ。高橋が02年に制した世界ジュニアに向け、「一番いい演技ができれば何位でもうれしい。練習してきたものが試合で出せればいい」と静かに闘志を高める。4回転サルコーの練習にも着手しており、18年平昌五輪までには実戦投入する。

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2014年12月30日のニュース