羽生 「尿膜管遺残症」で手術 約1カ月の安静必要

[ 2014年12月30日 17:08 ]

27日フリー演技終了後、痛そうにお腹をおさえる羽生

 日本スケート連盟は30日、腹痛を訴えていたフィギュアスケートの羽生結弦(ANA)が精密検査で「尿膜管遺残症」と診断され、同日手術を受けたと発表した。

 約2週間の入院と約1カ月の安静が必要という。

 羽生は、2週間前のGPファイナル時から断続的に腹痛を抱えており、全日本で男子3連覇した後に精密検査のため入院し、29日のアイスショーには出演しなかった。

 「尿膜管遺残症」とは、成長過程でなくなるはずの臍帯(へその緒)と膀胱をつないでいいた尿膜管が、残っている状態をいう。へそから膿のような分泌物が出て、痛みを伴うもの。完治のためには手術での除去が必要とされている。

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2014年12月30日のニュース