葛西3位、日本勢5人通過 ジャンプ週間開幕戦予選

[ 2014年12月28日 08:27 ]

ジャンプ週間開幕戦の予選で3位の葛西紀明

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は27日、ドイツのオーベルストドルフで年末年始恒例のジャンプ週間開幕戦を兼ねた個人第10戦(HS137メートル、K点120メートル)の予選が行われ、42歳の葛西紀明(土屋ホーム)が133メートルの147・3点で3位、竹内択(北野建設)が4位となった。日本勢は5人が28日の本戦に進んだ。

 伊東大貴(雪印メグミルク)は15位、作山憲斗(北野建設)は22位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は26位で通過したが、転倒した清水礼留飛(雪印メグミルク)は66位で落選した。

 50人による本戦は予選の上位と下位が1対1で対戦し、各組の勝者と敗者の上位5人が2回目に進む。優勝は2回の合計得点で争う。

 ▼葛西紀明の話 しっかりと体調も体重もコントロールしてきた。表彰台ではなく、優勝を狙っている。

 ▼竹内択の話 まずまず良かった。名寄で練習をして(好調だった)今夏に近い感覚を取り戻した。

 ▼伊東大貴の話 体の状態はいい。移動の疲れをしっかり取って試合に臨みたい。今できることを出し切れば、そこそこの結果は出せる。

 ▼小林潤志郎の話 日本での練習の成果を初戦から出したい。本戦ではもう少し(遠くに)飛びたい。

 ▼作山憲斗の話 好調を維持できている。助走姿勢だけ気を付けた。ジャンプの内容は悪くない。(共同)

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2014年12月28日のニュース