28歳秋本が3年ぶりV 81キロ級は永瀬2連覇

[ 2014年12月6日 20:17 ]

 柔道のグランドスラム東京大会第2日は6日、東京体育館で男女計4階級が行われ、男子は73キロ級で28歳の秋本啓之(了徳寺学園職)が決勝で昨年の世界選手権覇者、大野将平(旭化成)に優勢勝ちし、3年ぶり2度目の優勝を果たした。

 81キロ級は21歳の永瀬貴規(筑波大)が決勝でセルゲイ・トマ(アラブ首長国連邦)を延長で下し2連覇。準決勝では世界王者のアフタンディリ・チリキシビリ(グルジア)に一本勝ちした。

 女子は70キロ級決勝で田知本遥(ALSOK)がジブリズ・エマヌ(フランス)に敗れた。世界選手権銀メダルのヌンイラ華蓮(了徳寺学園職)は準々決勝と3位決定戦で敗戦。63キロ級は西川真帆(龍谷大)の3位が最高だった。世界選手権3位の田代未来(コマツ)は2回戦で、17歳の嶺井美穂(神奈川・桐蔭学園高)は1回戦で敗退した。

 2日間を終え、日本勢は男女とも3階級ずつを制している。

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2014年12月6日のニュース