17歳・阿部 シニア国際大会デビュー「大暴れできたらいい」

[ 2014年12月5日 05:30 ]

健闘を誓う(左から)海老沼、阿部、近藤、松本

 “東京五輪の星”がリオ戦線に殴り込みをかける。柔道のグランドスラム東京大会は5日に東京体育館で開幕する。男子66キロ級ではユース五輪金メダルの阿部一二三(ひふみ、17=兵庫・神港学園高)がシニア国際大会デビューを果たす。「大暴れできたらいいなと思っている」。

 今年はユース五輪、全日本ジュニアだけでなく、シニアを相手にした先月の講道館杯も制覇。4日の前日会見にも抜てきされ、世界選手権3連覇の海老沼匡(24=パーク24)と壇上に座った。「一番戦いたいのは海老沼選手」と物おじしない。国際大会の経験が乏しいだけに、今大会や来年の世界選手権で実績をつくれるかがリオ五輪への鍵となる。勝ち上がれば海老沼とは準決勝での対戦。王者を破れば最高のアピールになる。

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2014年12月5日のニュース