高梨、練習はいまひとつ「あまり納得がいかない」

[ 2014年12月5日 08:42 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は5日にノルウェーのリレハンメルで行われる個人第1戦(HS100メートル、K点90メートル)で開幕する。個人総合3連覇を狙う高梨沙羅(クラレ)は4日の練習で90・5メートル、95・5メートルとやや物足りない飛距離だった。3度飛んだ伊藤有希(土屋ホーム)は97メートル、95メートル、96・5メートルだった。

 昨季のW杯総合上位でシードの高梨、伊藤が参加していない4日の予選は、17歳の勢藤優花(北海道・旭川龍谷高)が21位、岩渕香里(松本大)が24位で通過した。渡瀬あゆみ(サッポロスキッド)は落選し、松橋亜希(東海大)はスタートの違反で失格となった。

 ▼高梨沙羅の話 あまり納得がいかないジャンプが続いた。反省点がたくさんある。引きずらないようにしたい。もう一度映像を見て修正したい。(共同)

 ▼伊藤有希の話 ジャンプ台の感じは3日と4日でつかめた。あとは本番で自分の力を出せるようにやっていきたい。

 ▼岩渕香里の話 昨季は初戦の予選で全て崩れたので、ここが大事だと思っていた。とりあえず予選を通過できて安心している。

 ▼渡瀬あゆみの話 ジャンプが最悪だった。予選で力が入った。踏み切りのタイミングが遅れた。全て自分の責任。出直す。(共同)

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2014年12月5日のニュース