白井、連続４位も「やり切った感じは去年より大きい」

男子跳馬決勝　１５・０６２点で４位になった白井健三

体操世界選手権最終日

（10月12日 中国・南寧）
　＜男子・跳馬＞ひねり王子・白井は、昨年に続いて４位だった。１回目に跳んだ「シライ／キムヒフン」は「練習から（感覚が）合ってなかった」と着地でよろけたが、２回目は決勝進出者で最も難度が低いＤスコア（演技価値点）５・６点の「ドリッグス」を確実に成功。「やり切った感じは去年より大きい」。

　秘策としてＤスコア６・２点の「リ・シャオペン」を用意していたが、完成度を考えて回避。「さらに点が上げられれば跳馬でも世界で戦える」と自信を見せた。