女子テニスの李娜、引退を表明 アジア勢初の4大大会覇者

[ 2014年9月20日 05:30 ]

2013年、中国オープンで観客の声援に応える李娜

 テニスの4大大会で11年にアジア勢初優勝を果たした中国女子の李娜(リ・ナ)(32)が19日、右膝のケガを理由に引退を表明した。今年のウィンブルドン選手権後はツアー大会から離れており、自身のフェイスブックで「スポーツも人生と同じで終わりは必ず来る。これからは新しい生活を穏やかに過ごしていきたい」と明かした。中国・武漢出身の李娜は11年の全仏オープンで4大大会シングルスでアジア勢初制覇の快挙を遂げた。今年1月の全豪も制し、4大大会は2勝。世界ランクは2月に自己最高の2位を記録したが、その後は膝のケガに悩まされた。

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2014年9月20日のニュース