31度目優勝目指す白鵬「スイッチを入れ替えて…」

[ 2014年9月1日 12:41 ]

大相撲秋場所の新番付を手に記者会見する横綱白鵬

 大相撲秋場所で千代の富士に並ぶ史上2位の31度目の優勝を目指す横綱白鵬は1日、東京都墨田区の宮城野部屋で記者会見し「番付を見たら、もう秋場所だなと思った。スイッチを入れ替えてモチベーションを上げていく」と、3連覇も懸かる場所に向けて意欲をかき立てた。

 7月の名古屋場所で優勝回数を30の大台に乗せた。8月は夏巡業や部屋の徳島合宿などをこなし「あまり休んだという感じはなかったが、体調は問題なくきている」と笑顔を見せた。気になる力士には新小結の常幸龍を挙げ「ここ数場所で体も心も大きくなった感じ。当たったときはいい相撲を取りたい」と余裕の口調だった。

 秋場所を制すと大鵬の優勝32回にあと1回に迫ると、最近になって知人からあらためて指摘された。「リーチと言われて考え直した。不思議な感じで、気持ちが熱くなった」と話すように、歴代最多記録も意識しての場所になりそうだ。

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2014年9月1日のニュース