新大関豪栄道は西に 豪風がスロー新関脇 秋場所新番付発表

[ 2014年9月1日 06:00 ]

 日本相撲協会は1日、大相撲秋場所(14日初日・両国国技館)の新番付を発表し、7月の名古屋場所後に昇進した新大関の豪栄道が西に座った。大関は日本人3人に増え、琴奨菊が東の正位、稀勢の里は西に就いた。

 新三役は元学生横綱の3人で、中大出身の豪風が新入幕から所要68場所と史上最も遅い新関脇となった。35歳2カ月の年齢は戦後最年長。日大出身の常幸龍は元幕内肥後ノ海が2003年12月に創設した木瀬部屋から初の新小結になった。千代大龍は日体大出身者で4人目の三役となる新小結。妙義龍は6場所ぶりに関脇へ返り咲いた。

 モンゴル出身の3横綱は、千代の富士に並ぶ史上2位の31度目の優勝と3連覇を狙う白鵬が東の正位で、西に鶴竜、東には日馬富士も座った。3横綱3大関は1999年夏場所以来。

 新入幕は1人だけで、モンゴル出身の逸ノ城は昭和以降2位の速さとなる幕下付け出しデビューから所要4場所で幕内に上がった。旭天鵬は初日前日に誕生日を迎え、年6場所制で初めて40代の幕内力士が誕生する。

 貴ノ岩と佐田の富士が幕内に復帰した。新十両はなく、再十両は魁、芳東、北はり磨、若荒雄。

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2014年9月1日のニュース